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2010/10/10(Sun) 00:01  夏の思い出/逗子・音霊ライブ(20100713)
日ごと傾く日差しが道にこぼれる季節、今更ではありますが夏の思い出を書くことにします。

たくさんの夏のライブで私が参加したのは
 7月13日 逗子・音霊SEA STUDIO
 7月25日 渋谷AX
 8月27日 葉山UMIGOYA    でした。

今回は夏の始まり、逗子ライブの記憶を書きます。(記憶が妄想に変わっている場合があります)



7月13日火曜日、曇り。

私は相模湾一体が好きで、電車で神奈川に入った瞬間から楽しくなる位です。しかも行き先が逗子の海で、そこに田島さんのライブが待っているとは、この上ないステキさです。

17時30分すぎに逗子海岸到着。
音霊SEA STUDIOは海の家だけあって、壁はあるけど地面は砂なので、ビーサンを持参して正解でした。砂まみれになると気分が全然違うし、海にも入れます。
しかし海岸がかなり迫っていてびっくりしました。(音霊は浜辺を守る運動もしているそうです)

IMG_3730_2.jpg


入口で配られた肩掛けできるビニールバッグにはうちわが2本入っていました。さすが冷房なしのライブハウスです。幸い当日は涼しい日だったのですが、それでもやっぱり中は暑かったです。
2か所の出入口は開放されているので、ライブ中に自由に外へ出て、砂浜に寝転んで海を見ながら音楽を聴く、なんてこともできるとはいえ、真夏の酷暑の昼間なんてどうするんだろうか。恐ろしいです。


オープニングアクトの「のあのわ」の演奏には残念ながら間に合いませんでした。(開演前にやるとは思わず…)

そして18時を過ぎ、最初に登場したSALYUさんの、その声のパワーに驚かされました。
小柄なのにものすごいエネルギー。
それを惜しげもなく放出しているのが気持ちよく、まぶしかったです。
(でも声が出すぎるために、少々押しが強すぎて歌い方に丁寧さが欠けている気がしました。もう少し引いた方がメリハリが出てよりよくなるのでは)
車のCMでよく流れている曲を最後に歌っていましたが、CMだけではとてもあんなパワーがあるとはわからないなあ。

田島さん以外の音楽を極端に聴いていないため、いまどきのミュージシャン(いろいろな意味ですいません)の音楽を聴けたことは大変有意義であり、楽しかったです。

SALYUさんがかなりあっけなく終わってしまったため、SALYUのほうが売れているのに前座的扱いなのか?などと、これまた色んな意味で失礼なことを思ってしまったのですが、当然それは誤りでした。


100713_1905~01


3~40分の休憩後、19時40分頃?に田島さんが登場。
バンドメンバーがいたSALYUさんに比べて、ギターとiPadと譜面台だけの田島さんはいい意味で身軽、悪い意味ではちと安上がり。(すいません、SALYUファンはそう思ったと思います)
服装は、カジュアルかつかなり着古していそうな青いポロシャツと、下は白系?の綿パンだったように記憶しています。

SALYUが終わって帰ったひとも多かったようで、SALYUのときより会場がゆったりしており、かなり近くで見られたのがよかったです。(通常のライブでは、前が見えにくくていらいらすることが多かったので)
葉山の記事にも書きましたが、とても男性率が多く感じました。SALYUファンの方が多かったのだろうか。

★セットリスト
夜行性
ドラキュラ
ヴィーナス
Xの絵画
接吻
時差を駆ける想い
灼熱
ボラーレ


「夜行性」
すっかり日が落ちて、波音のなかさわやかに始まりました。

「ドラキュラ」
『L』時代の曲は封印されているのかと思っていたので、聴けたことがまずうれしい。
この時代のクールで尖ったかっこよさ(平たく言えば若者らしいかっこよさ)が垣間見えたのが新鮮で、自分好みでした。ギター1本&リズムでよく合っていました。
ロン毛時代の曲を、今のバンドの力強くてがっつりしたサウンドでもっと聴きたいものです。

「ヴィーナス」
最も印象に残っています。波音が最も似合う曲であり、まさにこの場所で聴きたかった曲であり、歌うべきであると強く念じていた曲でした。
丁寧な演奏と歌で、92年のCDの空気に近く感じられたのがたまりませんでした。
声が若かった当時に対してその大人バージョンという感じで、よかったなあ。
次の夏もぜひ、演奏していただきたいです。

「Xの絵画」
確かリズムが入っていたと思います。難しそうな曲ですがギター1本で十分に聴き応えがありました。
原曲は雰囲気、歌唱ともにかなりいっちゃってるけど、いい意味で大衆的な(とっつきやすい)演奏になっていてかっこよかったです。

「接吻」
ギター1本だと波の音がよく聞こえていいんだなあ。
これもかなり記憶が薄れていますが、中盤でゆったりした空気ながら、緩まずに盛り上がるという、とてもいい流れだったと思います。

「時差を駆ける思い」
暑い中で聴いた暑い夏にぴったりの名曲でした。 
曲が進むにつれ、ゆったりしたライブにする予定だったらしい田島さんの意図に反して、場内が熱くなってきました。そりゃ盛り上がるでしょ!

「灼熱」
曲名どおりますます熱く&暑くなってきて、観客の盛り上がりにのせられて田島さんの動きもいよいよノリノリに。
一方で、この盛り上がりと即興的な展開に「こんなにはずじゃなかったのに」と首をかしげつつ。
田島さんは相当暑かったらしく「灼熱のボディ」の部分を何度もリピートしていました。
これも単純なリズムマシーンでいくらでも曲の延長が可能だったからこそのパフォーマンスです。

「ボラーレ」
葉山ではオープニングで盛り上がりましたが、音霊ではラストで。これはギターだけだったので、リズムも入っていたらなおよかったです。
「よろこび拡がれ」の部分を合唱。アンコールがない分、ぎりぎりまで伸ばしてやってくれていたのでしょう。
最後、退場しようとしてまた戻ってきて、「もういいよ」といった感じのことをつぶやいて、ミニアンコールらしいことをして去っていかれました。


アンコールの拍手は多く、自分もアンコールがないとは知らず「もういいよ」の意味もわからなかったのですが、本当にこれで終わってしまい、拍子抜けしてしまいました。
SALYUさんの時は、ファンがよくわかっていてあっさり終わったんだとわかりました。

1時間弱はほんとにあっというまで、かなり残念というかさびしいというか、(時間の相場を知らなかったが故に)若干怒りながら帰りました。
そして駅でビーサンから靴に履き変えたところで、特別な時間が終わりました。


終了後の、音霊のレストラン・カフェスペース
IMG_3736_2.jpg


★思い出のまとめ?

逗子と葉山、同じ海辺のソロライブながら実に対照的でした。
葉山は、別名:田島さんを囲む会と言ってもいいアットホームかつプライベートな空気の中、田島さんの気さくな会話と歌い上げる姿を間近で存分に見られたことが何より格別でした。

音霊は、アコースティックライブとしてとても良かったです。
(自分が聴いたライブの中では)曲数が少なかったこともあり、緩急ある展開が強く印象に残りました。
最初のほうは意外な曲展開でファンをしびれさせ(SALYUファンは多少退屈だったかもしれないですが)、「接吻」をはさんで後半は一気に盛り上がる、という。
もちろん、その曲間に響くゆったりした波音がたまりませんでした。

音霊ではiPadのリズムマシーン?が大活躍していました。
葉山は完全にギター1本、池上本門寺は機械が入っていたとのことですが、やはり個人的には、何曲かはリズムが入っているほうが盛り上がるし、メリハリが出ていいと思います。

何より後半、観客の熱気によって田島さんが燃えてきて、ぐわんとした盛り上がりが生まれたのがとてもよかった。観客の反応により途中で展開を変えるという、バンドではできない自由さがいい意味で発揮されていました。

そして、平日の夜にこの場所に来られたという特別感と、それを共有する人たちとの一体感は、(人数がそれほど多くなかったこともあり)やはり格別なものがありました。
皆の盛り上がろうという雰囲気に、自分自身も参加できたのが何より楽しかったです。


以上、逗子の思い出でした。
なんといっても、今年の夏は逗子に始まり葉山に終わりました。
この上ない時間を過ごせたことに、感謝しています。
田島さんも夏の色々なライブで色々な手ごたえをつかんだと思うので、それを経た次のライブが楽しみです。
そして、来年もまた海辺で歌ってくれるよう、切に願います。


Original Love LIVE! | CM:0 | TB:0| edit


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